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冬という季節のイメージは… - 2007年02月01日

一年ほど前ですか、とある写真系の記事で、これまたとある写真家さん(大御所?)が、冬景色を撮るにあたり
「冬は死のイメージで撮る」
って言ってたのを見て、ん~っ?て思ったことがあるのを、今日思い出しましたw;

070201-1.jpg

でも、記憶はあやふやなので、だれよそれ?とかは言わんでください、聞かんでください。



でだ、別にいいんですよ、誰がどういうイメージでなんの写真を撮ろうとも。
ただ、ん~っ?っていう印象を持ったという客観事実はあるわけで、それはどこからきたのかな?おれ?と。

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確かに冬ともなれば、多くの植物たるや枯れて果てるし、すっぽり雪に覆われればシンとした静寂さが支配するイメージがあるかもしれんけどさ。

070201-3.jpg

でも、それってなんかかなーり紋切型だよねえ。死滅しちゃってるわけじゃないんだしさ。

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津軽の冬ともなれば、ずーっとドンヨリ雪空曇り空でさ、彩度はなくなるし、たしかにそういう感じもあるけど、どっちかっていうと輪廻転生に近い死生観につながっていく感じがあるんだよね、夏の景色の鮮烈さとのギャップゆえに。

070201-5.jpg

だから、冬っていうのは、死とかそういう簡単ネガティブな印象じゃなくて、なんてんだろーか、次につながるためのちょっと厳しい通過儀礼というか、死んじゃってるよっていうよりは休んでるよってか寝ちゃってるよてか。

070201-6.jpg

津軽に暮らしてるとそんな感じだからなのかな~と、ちょっとすっきりした、そんな冬の日2月のはじまり。

投稿者 吟 : 2007年02月01日 21:44


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コメント

こんばんは
冬は死の・・・って私は思わないよ

生意気だけど雪国に暮らしていると
確かに鉛色の空に気がめいる事が多いよ
でも、春の来るのを人も動物も植物も芽を大切に暖めて
待っていると思うなぁ
そんな気持ちでシャッターをきったらフォトも違うものが撮れるかも
な~んてえむらしくないなぁ んちゃ

投稿者 えむの森 : 2007年02月02日 23:44

だよね~

ずばり、オレも、先の話を読んだときは「この人、北国出身じゃない気がする」って思ったです。

投稿者 吟 : 2007年02月03日 00:56

皆さんの意見に大いに共感します。

俺が(行った事もない)北国がだんだん好きになっっているのは、生命力を感じるからだもん。北国の躍動感って夏の祭だけじゃないと思う。激しく吹雪く冬の躍動感を知らない人が多いだけだろう。シンとした静かな日にも躍動感はあるのだろうし。

伊奈かっぺいさんが以前に紹介していた事だけど、例えば北国は雪に関する言葉が豊富だとか。「こな雪つぶ雪わた雪みず雪かた雪ざらめ雪こおり雪ぼだ雪濡れ雪べだ雪あわ雪どが雪根雪万年雪ずぐなし雪…」「しんしん、のつのつ、のれそれ…」。「死の国」発言の某氏はきっと北国の表情の豊かさを表現するボキャブラリーを持たないのでしょうね。

投稿者 オカ漁 : 2007年02月03日 01:18

オカ漁さま

よぉ!大統領(^_^)/~

投稿者 えむの森 : 2007年02月03日 17:57

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