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ちょっとそろそろ春を感じますぜよ - 2010年02月23日

2月ももう終盤だもんねえ、そりゃ、春めく感じもないとダメよ。だめだめよ。

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今年の我が家の最大級のツララもとけはじめ、そして今はもうその姿がない。
でも、こうして春が見えてくると、雪もなぜか恋しくなるな~。

投稿者 吟 : 20:46 | コメント (4) | トラックバック

わが町遺産【第7回】~旧鰺ヶ沢町史~ - 2010年02月22日

 鰺ヶ沢町教育委員会広報紙〝あじある情報〟に不定期連載されている「わが町遺産」シリーズとのコラボ企画7回目です。

 blog版では、写真を新規追加した上で、再構成してお届けします。

今回の主役は書物です。

わが町遺産【第7回】~旧鰺ヶ沢町史~

 わが町の歴史について書かれた「鰺ヶ沢町史」といえば、皆さん、昭和59年に出来た赤紫カバーの立派な本を思い浮かべることでしょう。家の本棚や、図書室などでよく見かける。おなじみの本だと思います。

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[現行の鰺ヶ沢町史全三巻+資料編]

 でも、実はその前にも、たった100冊しか作られなかった"もう一つの鰺ヶ沢町史"があったのです。

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[鰺ヶ沢町史の前身版?全三巻]

 それは、昭和30年の町村合併で今の鰺ヶ沢町になる前の、旧鰺ヶ沢町の町史です。この町史は、もともと昭和15年から、町の紀元二千六百年記念事業(神武天皇の即位2600年)の一つとして作られる計画でした。ところが、原稿を引き受けていた竹内運平氏(弘前の郷土史家)が戦後に亡くなり、仕事は、町出身の加藤鉄三郎、織田三郎の両氏によって引きつがれました。さらに原稿が完成すると、今度は昭和30年に町村合併があり、原稿は印刷の目途もつかないまま、むなしく町役場の書庫で埋もれてしまったと言います。これを何とか本にしたのが、当時、町の歴史を学ぶ民間グループだった「鰺ヶ沢民話会」でした。もちろん、民話会だけでは十分な印刷費がなく、自前でタイプライターを打って本を作ることにしたのだそうです。

 こうして数奇な運命をたどりながら、旧鰺ヶ沢町史は、たった100冊だけ印刷されました。全てが完成したのは昭和39年、町史作りが始まってから、戦中戦後や町村合併の混乱期をまたいで、なんと24年もかけてようやく出来た本でした。

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[紆余曲折を経て世に出た内容がこの中に…]

この旧町史は、数が大変少なかったこともあり、今も町内で持っている人は、ほとんどいません。現在の町役場でさえ、全3巻が1組あるだけです。そのため以前は、役場会計課の金庫で厳重に保管され、絶対に門外不出の本として大切にされたものだったそうです。すでに本の縁は傷み、使い込まれて古ぼけていますが、手にずしりと、歴史を受けついできた重みが感じられます。

これはもう、この本そのものが、れっきとした「わが町遺産」の一つと言ってよいでしょう。世の中には、どんなにお金を出しても、決して買うことができない本もあるのですね。

この前・鰺ヶ沢町史は、実はオレ、ちらほら読んでました。
毎週土曜日、公民館でパソコン相談・指導をしてるのですが、その場所が以前は旧図書室で、その片隅にひっそりと置かれていたのですよ。町名の由来の考察とか、すごい興味深い記述があった反面、なんだか表記とかに統一性がないな~とか思ってたんですが、その謎が解けたですよ、なるほどねぇ…。

ちなみに、現行の鰺ヶ沢町史はこちらに通販ページがありますので、一応。

「わが町遺産」シリーズ一覧

投稿者 吟 : 00:38 | コメント (0) | トラックバック

雪の日の鯵ヶ沢を歩いて見た:新地・漁師町編 - 2010年02月18日

しばらくこのネタがシリーズ化するやもしりん…(^^;)
よせばいいのに大雪の日にご町内を歩いて、今日、筋肉痛。

こたびは新地・漁師町界隈。

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まずは海聚山永昌寺。新地・漁師町の起点ともいえるお寺。山門(?)の印象が強いけれど、寺院としても味わいたっぷり。ホームページ、こちら

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新地のお稲荷さん。鳥居がいっぱいあって結構好き。除雪はされていないけれども、誰かの足跡があった。たぶん毎日ここまできている誰かがおるんだねえ。

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尾崎酒造のウラの扉。
鰺ヶ沢で現存する唯一の蔵元さん。
雪に埋れて開きそうにないけど、たぶん、開ける必要もないのでしょうこの季節。たぶん、たぶん。

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漁師町町内会の集会所の裏までいくとあとは海。なんかとってた。
たしか、船の形式や大きさで独特の呼び名があったとおもったけど、オレ本人は山の上のひとなので、おもいだせない(^^;)

漁師さん(?)の背中でうっすら白いのは雪。さむそ。てか、さむい。

新地や漁師町が鰺ヶ沢の歴史のなかでどんな場所だったっていうのは語っても語りきれない感がある場所なんだけど、語り切るほどの薀蓄もないわ眠いわでとりあえず寝ることに。おやすみん。

投稿者 吟 : 01:29 | コメント (4) | トラックバック

雪の日の鯵ヶ沢を歩いて見た:白八幡宮編 - 2010年02月16日

だいたい、冬シーズンに一回は、もっさり雪が降り、そしてそんな町を偵察して歩くのでありますが、かつて、漁師町からむこうにはいったことがない。故に、今日は、「よ~し、町内の神社仏閣の冬景色を全部見ちゃる!」と思いつき、豊受美神社までいき折り返し、だがしかし、1丁目白八幡宮まで来て、疲れはててリタイアす。

ごめんよ、神明さまに石神さまに高沢寺! また、今度!!

とはいえ、白八幡宮にて、いとおもしろきものに遭遇す。

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雨宿りならぬ雪宿り?

宮司さんによると、群れからはぐれた母子猿のようだとのこつ。三匹現れるらしいんだけど、この時はちょっと大きめの子猿さん一匹だけ目視。ほかにも近くにいたのかもしれん。しかし、さっむいのぅ。

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紙垂(しで)も凍える白八幡の冬。

投稿者 吟 : 20:52 | コメント (0) | トラックバック

さらば西海小学校 - 2010年02月15日

厳密に言うと、鯵ヶ沢町内のすべての小中学校が来年度で「さらば」となる。
小学校は、舞戸と西海、中学校は鯵ヶ沢第二に集約されるからである。
くわえて集約先の小学校2校と中学校1校は、先般新名称募集の告知をしてた故、名前もかわるかもしれない。これが、まあ、さらば~の最初の意味。

かててくわえて、目下、西海、大改造中

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工事の邪魔にならんように夜中に撮影。この冬の寒い中ご苦労さんだがなにしろ徒歩30秒なので、まあ、なんとかw;

現在の西海校舎には旧鯵ヶ沢地区に加えて、赤石、南金沢方面の学区が集約される。
これにより、バス通学が必要になるのだが、現在の西海小学校はどうかんがえても大型車両が日常的に行き来するようには出来ていない。故に、スクールバス用のルートを確保しないといけない。

ここからは、主として西海小学校卒業生がイメージしやすい書き方をする。っていうか、おれがそうなので、そうならざるをえない。

かつて砂場とでっかい鉄棒があったあたりから、かつて土俵があった体育館脇にむかって道路がつくられつつある。

ついでに、土壌改良やるらしい。
もともと西海小学校のグラウンドは、田んぼをつぶして造成されている。どうもそれで未だに水はけがわるいらしく…。 砂場から始まって、かつて池があった場所(余談だが、あの池は十和田湖という名前だったそうだ。とうのむかしに潰されていまではスキー山になっている)にかけての途中にあった遊具はすべて撤去された。

すべて、といっても、俺らが子供の頃にあった、登り棒、滑り台、なんだか名前がわからんぐるぐるまわるやつ、うんていなどはとうの昔にすでにない。十和田湖とおなじ運命である。 最期まで残っていたのは名前がわからん平行棒みたいなやつとタイヤの群れ、ブランコであったのだが、これらがもうなくなった。

ついでにあの桜並木(?)もなくなった。つまり、こういう光景はもう二度とみれませぬ。

そんでもって、おれらのオヤジさん世代が夜中まで作業して作った(のだそうだ、最近知った)岩石園もきれいさっぱり撤去され。

なにしろ裏庭が西海なので、こどものころからの遊び場だったわけで、そういうものがいっさいがっさい変わっていくさまをまざまざと見るにつけ、いろんな思いが去来する。 これが「さらば~」のふたつめの理由。

別に小学校統廃合を否定しているとかそういうことではないんですよ。

ごく単純にノスタルジーなのであるよ。

投稿者 吟 : 01:41 | コメント (4) | トラックバック

降ったねえ~ - 2010年02月07日

記録的ってほどでもないけど、このへんでは、このくらいは降る日もあるよな~くらいだけども

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でもまあ、まとめてどかんとくると、いやぁ~降った降った~って気になるよね。

いやぁ、降った降った~ おれんちから本町に降りて行く坂道だが、むこうが見えないぜ。

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いやぁ、フィットフィット~ おれんちのフィット(手前の車)だが、中がどうなってるのか見えないぜ。

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いやぁ~ほんと降ったなあ…樹木の着雪綺麗だな~と思ってたら、颯爽と雪の坂道をママチャリで下っていく姿に目を奪われた。

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投稿者 吟 : 01:01 | コメント (4) | トラックバック

おっ、大雪かい? - 2010年02月01日

今夜半から全国的に雪らしいっすね。
昼ごろ、すんごい大きな雪が、しかもゆっくりゆっくり降り始めたので、こりゃぁ、こっちも大雪かいなと思ったけど。

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割と続かなかったな…。

風がないとき降る雪は、まさに「舞い降りる」という風情でナイスだったなぁ。

投稿者 吟 : 21:34 | コメント (2) | トラックバック


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