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スパムな話(ひさびさ) - 2006年05月15日

Livedoorとかexciteブログとかついでにココにもスパムコメントの嵐が吹き荒れてたせいで、オレ的周辺人物数名がこのテの話をしておりましたので、まとめますw;

(長い予感)



<スパムとはなにか>

ぶっちゃけ、これがスパムです。
スパム
ちょっとしょっぱいお肉の缶詰。どこでかえるの?お値段は?とおもったら、クリックすれば楽天です、いちおうw

で、
スパムメール、スパムコメント、スパムトラックバックのスパムは、みーんなこのスパム缶詰が語源です。
(プチトリビア:ちなみにスパムそのものの語源は Spiced Ham を縮めた造語。名付け親はKenneth Daigneauというブロードウェイ俳優で公募によるもの)

で、
昔、イギリスにモンティ・パイソンというコメディグループがありました。テイストとしては※通常版ポニーキャニオン ドリフターズ/8時だヨ!全員集合 DVD-BOXみたいな感じなんですが。
まあ、その彼らのネタのなかにスパムを連発するコメディがあってですね。まあ、スパムスパムスパムスパム言っておるわけです。

転じて、大量に送られてくる迷惑メールの類がスパムスパムスパムスパムうるさいのとおなじくらいうるさいので、スパム・メールと呼ばれるようになり、そういうメールを送信する業者をスパマーとか呼ぶようになったとさ。

<スパムの変遷>
実際のスパムの缶詰が時代の要請で減塩になったように、世のスパムメールも、最初はいわゆるダイレクトメールのような効果を狙っていたものだったのが、だんだん変質してきます。
世はブログ(blog=Weblog)全盛の時代になると、スパムスパムスパムスパムうるさいコメントとかトラックバックが横行してくるようになりますた。迷惑メールとか迷惑コメントとか言う場合もありますが、その氏素性のルーツを探ればやっぱスパムとしかいいようがありますまい。

<なんのため?>
ところで、スパムコメントとかスパムトラックバックには、なんのためなのよ、とお思いの方もおるやもしれませぬ。あくまでもオレ的見解ですが、二点考えられます。

1)なんじゃこりゃクリックで自サイトに誘導を行う
2)コメントとかトラックバックすることで、自サイトにリンクを形成させる

1)は、まあ、なんとなくわかりますわな。集客効果です。ページビューの吊り上げ狙いですね。ともかく客引きしようということです。以外に個人ページでもやっておられる方とかおりますが、オレ的にはダメ出しです。なので闇雲なトラックバックにはコメントしないしトラバ返しもいたしません、あくまでも脈絡がないとだめですオレ的ポリシーですが。ついでに言うと、リンク先やその意図がちょっとあんまりじゃん?とか主観的に思えた場合は、ぽちぽちぽちぽち消しとります。

で、2)ね。
これは、検索エンジン対策と関係あります、例えばGoogleさん。
Googleで表示される順番は誰がどうやって決めているのでしょう。答えは数学的処理により重み付けが自動的に行われている、です。その判断材料のひとつに被リンク数があります。

つまり、すんげー簡単に言うと、いっぱいリンクされてるところは検索された時、上位にでてくるのです。

トラックバックとかコメントは、相手が自由にリンクを貼りこめるという点において、この対策にうってつけです。ちゅーことで、検索エンジン上位入賞を目指してやみくもなコメントやトラックバックが飛んでくることになります。

<どうやって?>
1)の場合も2)の場合も、数撃てば撃つほど効果があるわけですから、とにかく闇雲なわけです。タイトルとか内容とかいちいち吟味してようはずがありません。ついでにいうと人手でやっているはずもありません。スクリプトやプログラムなどを組んで自動実行でやってるはずですな。

あと、どこからたどってくるんだよ、って話ですが。
どんなにこっそりブログをやっている場合でも、無料ブログサービスを利用している場合は、ユーザーに新着ブログをリスト表示する機能が大概はあるはずです。そこウォッチしてれば、更新されたのがバレますね。更新されたということは活動中なブログなわけで、ねらい目になってしまうわけですな。

反面的証例として、exciteにずーっと放置してるブログがあるんですが、スパムコメントついたことないです、そこ。w;

<対策は?>
自分でブログをシステムとして動かしている人は、いろいろできますがんばれば。例えば、コメント投稿者が本当の人間であるかどうか、とか調べればいいわけです。数字やアルファベットなどをゆがませた画像を表示してそれを入力してもらうとかっていうのが、よくあるパターンです。コメントする人に一手間ふやしちゃいますが、効果は絶大でしょう。それを組み込めばよいわけですね。
もっとマイルドな方法も考えられますが興味あらば「スパムコメント 対策」などで検索してみてください。

ちなみにココは、当面はプチプチ削除作戦でいきますがw;
あんま非道なことになってきたら、対策するかもしれません、そんときはよろしくです。

プロバイダーとかのサービスを使っている場合は、そのプロバイダーでどんな対策打ってるかをまず調べてみると良いかとおもいます。例えば Livedoor だったこことか。

投稿者 吟 : 2006年05月15日 14:39


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カレー、ラーメンと自転車の日々で、こちとら頭の中が萌えてんだよぉ〜 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年05月16日 00:19


コメント

そのDVDはお勧めだ。

投稿者 naoya : 2006年05月15日 19:24

ドリフ?

投稿者 Goldy : 2006年05月15日 19:52

へたな雑誌やPC販売業者より、すんげぇ「身によくつく」と。こういうネタのもの、連載してほしいと思うのは私だけ?

投稿者 poti : 2006年05月16日 08:24

スパムトラックバックのことを書いたら、スパムトラックバックが付いたみたい。
しかも、トラックバック先の主は名前を騙られているみたいで、ちょっと入り組んだ感じの事情。

ネット上での信用失墜を狙った悪質なイヤガラセで、そういう迷惑作戦もあるんだな~と、思った次第。

でも、ちなみに補足しておくと、ふつーにトラックバックすればIPアドレスが記録されますので、どんなに表面上の名前を騙っても、そのIPアドレスとトラックバック送信時間をISPが照合すれば、どのコンピュータから送信されたかわかってしまいます。つまり、うちに残っているこのトラックバックはある意味動かぬ証拠になっているのではないかとw;

ということで、記念(?)に残しておくことに。

投稿者 吟 : 2006年05月16日 09:33

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