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昼のまつり・夜のまつり - 2008年07月09日

厳密に言うと、昼のはまつりじゃないんだけどさ。

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鰺ヶ沢保育所のねぷた運行行事。
オレもちっちゃい頃に参加した記憶がある。太鼓叩きたかったのだが、我流で叩いて却下くらった記憶がある。
なにしろ、わが町内には「ねぷた」文化がないので、囃子がそもそもわからなかったわけだ。でも、おぼろげな記憶なのでそもそも錯覚かもしれないw;



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ちらほらと見える父兄は同世代。 ん~w;(遠い目)
「こどもは世界のたからです」っていうのが、なんかいいメッセージ。

さてさて、そんなねぷた運行にかだって(注:津軽弁で加わって、の意)歩いていたら、なにやら前方から別の小規模太鼓部隊が現る。
通称・権現様の太鼓と呼ばれている、町内神社の例祭を伝え歩く太鼓である、おお、そうか、今日は新地の稲荷様の宵宮だわね。

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と、いうことで、夜には神社の会談れっつらご~
息がきれるのがなさけなしw;

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津軽神楽の「神入舞」と「磯良(いそら)」が奉納される。
神入舞については、前に浜町の弁天様(胸肩神社)の時に書いたので、今日は磯良の話でも。
磯良は磯浪とも表記される場合があって、どっちが正しいのかはよくわかんないw;
でも、その字義kら想像できるように、海の神様の話。

前に触れたけど、津軽神楽は西暦1714年ごろに、当時のいろいろな要素を取り入れて創作されたものなので、この磯良についても、さまざまな解釈があるんだけども、基本線としては、火遠理命(ホオリノミコト)が釣具を無くし、途方にくれているところに綿津見神が現れて…っていう話。そうそう、あれですよ、海幸彦と山幸彦の話。火遠理命の別名が山幸彦(山佐知毘古、やまさちひこ)。

んじゃ、この面が綿津見神かというと、そういうことであるようでそういうことでもないようで。
神道の別の神で「阿曇磯良」という方ありき。これも海の神なんだけど、顔に貝類がへばりついてて異形のお顔をしておられるのだそうで。そういう方面から、こっちとも関係ありそうな、っていう感じもあって、まあ、海の神さまの踊りって感じくらいにお茶を濁しておくのが分かりやすそうですぜ。

ん~。鰺ヶ沢の夏の風情がじわじわだけど、あっというまに過ぎ去って秋がくるんだよなぁ…。
れっつえんじょいずぃすsummer。

投稿者 吟 : 2008年07月09日 22:32


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コメント

しっかり伝わってきました。お祭りの雰囲気!!いいですよね、町の心がひとつになるのって。ある意味素敵なエネルギーと思います。

昔、ねぶたを見にいきましたよ♪弘前だったと思う。

うちの方は竿灯ですが、やっぱりねぶた同様大きな行事になっておりまして・・・

子供の頃は、母の実家(田舎)のお祭りが楽しみでしたねぇ。

サイダーとかスイカとかとうもろこしとかあってね。

投稿者 ももかりん : 2008年07月10日 18:25

とはいえ、鰺ヶ沢の祭りは全般に小粒になってきていて、かなり寂しいですわ、特に宵宮とか行くと、屋台の数が…。

ハレの日的な高揚感の影で、ちょっと少子高齢化とか過疎化の波を感じちゃう瞬間だったりもします。いつまで継続できるのだろーか的な、ちょっとしんみり。

投稿者 吟 : 2008年07月11日 02:03

東京ではやはり各町内(?)ごとに御神輿が出ます。が若者が少ない場所もあって、他の地域からHelpを頼んだりします。

他の地域とお祭りをコラボするのも面白い企画かも・・・なんて思ってしまいました。

投稿者 ももかりん : 2008年07月11日 23:43

まあ、そうっすね~。
祭りと地域ってなんだろかとか、ふと考えてしまうようなご時世やもしれませぬ…。

投稿者 吟 : 2008年07月14日 01:17

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