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白八幡宮大祭-最終日その2 - 2009年08月17日

さて、海上渡御の後、地上の行列が再開されます。
今日は残りの半分の行程、鰺ヶ沢町の駅方面へと向います。

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歴史的というか慣例的というか、鰺ヶ沢町は本町一丁目を境に上下(かみしも)ふたつに分けて考えることがあります。※本町一丁目という地名も慣例的地名で、現行の正式住所表記ではこの表現はないです(^^;)

今年は初日に、大和田方向へと渡御し、最終日に田中町方向へ行くわけですが、前回の祭りではこの順番が逆でした。どちら向きにスタートするのかは、交互に行われているようですな。



そうこうするうちに、御神輿は田中町の水屋に到着。
ここでしばし休憩をします。
前回のよう田中町方面から運行する場合は、ここに御旅所(御神輿が泊まるところ)が設けられます。

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水屋は、この祭りの中でも特別な意味がある場所です。
御神輿が二つありますが、白八幡宮の御神輿は後方にある、丸い火の玉状の飾りがついている方です。
前にある鳥の姿があしらわれている御神輿は白鳥大明神で、もともとはこの水屋にお宮があったのでした。
ただ、波によるお宮の土地の侵食が激しく、白八幡宮に遷座したのだそうです。
ある意味、神様の里帰りという事ができるのかもしれませんね。

また、このような経緯からか、前の方の御神輿は代々、田中町の人々だけが担ぐことが許されてきたのだそうです。
ちなみに、後方の御神輿は、同じく、漁師町の人々だけが担ぐことが許されてきたのですが、その由来は判然としないみたいです。由来が判然としないながらも、脈々とその形式が受け継がれてくるあたりが、良い意味でも悪い意味でも、とても鯵ヶ沢らしい感じがします。


そして、一行は駅前を通過しつつ折り返し、中村川を渡って帰路に。

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白八幡宮に到着してからも神事は続きます。

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お宮の周りを三回まわります。かような儀式があることを、不勉強ながら今回初めて知りました、です。

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この後、御神輿が蔵(?)にはいって、その中で御神体の移動が行われます。その様子は関係者以外、知ることはできませぬ。

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御神体を元の場所に安置して、これにて終了です。

各町内毎の山車の話とか、チャンチャレンコと呼ばれる踊りとか、あるいは白八幡宮はそもそも「しらはちまんぐう」なのか「しろはちまんぐう」なのか、とかいろいろ気になったり言及したりしたいネタは多々ありますが、それはまた…。


投稿者 吟 : 2009年08月17日 22:32


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コメント

3日間、K谷さんともどもお疲れ様でした。
良い写真が撮れまくってれば良いっすね♪
おいらは半死状態かもさねっす。
もう若くはないってこってすな、オラ、、、
今朝、健診受けたばって、異常はなさそうだはんで
まぁいっか♪吟さんもくれぐれも体調にはお気をつけ!
月末、別件でまたお世話になりますm(_ _)m

投稿者 smiryosyo2009 : 2009年08月18日 07:45

うい、うい。

投稿者 吟 : 2009年08月23日 02:18

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