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スプリング・エフェメラル - 2007年04月05日

そんな言葉があることを、今日、知った -Spring ephemeral-
ニュアンスとしては「春の儚いもの」とかそういうことなのだそうだが、日本語訳は味も素っ気もなくて「春植物」(^^;)
ま、なんで、そんな方向に関心の触手が伸びたのかといえば、カタクリのつぼみと思しきものをばみつけたもんで。

070405-1.jpg



「春植物」というとなんでもかんでもな印象があるけど、本来的な定義は、広葉樹が枝葉を広げて地上が暗くなる前に開花、地下茎に養分を蓄えて、春の浅いうちに消えてなくなり、次のシーズンに向けて休眠する仲間のことなのだそうで。

地上に出ている部分は、繊維質がほとんどなくて、水風船のように水分の膨張力で形状を維持しているのだそうで、枯れるというよりも溶けるという感じで消えてなくなるのだそうで、そのへんから「儚い」由来を持つらしく。

地上部はそんなかんじで、はかなくかよわい印象をもつが、地下がしっかりしてるので、ライフスパンは意外に長い。そもそも花をつけるまで7-8年かかるのだそうだよ。それまではひょろっとした葉っぱ一枚の子供時代(?)を送るのだそうな。そんな地下茎からかつてつくられたのが片栗粉なわけで、生命力の凝縮ですわな、現代では、ほぼ100%ジャガイモ成分に置き換わっているようですが。

写真だとよくわからんかもしれんが5センチ以上10センチ以下な感じのサイズ。

投稿者 吟 : 2007年04月05日 19:40


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コメント

カタクリって、食えるんだねw;
なんか、今日、頂き物が食卓にのぼってた。

さっと湯通しして、御醤油で。

投稿者 吟 : 2007年04月08日 23:58

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