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48640の再出発 - 2007年06月24日

久方ぶりにあがった煙、そして聞こえた汽笛。

070624-1.jpg

鯵ヶ沢公民館裏に鎮座していた蒸気機関車 48640 号が、この日新しい門出を迎えましたよ。



といっても、実際に動いてどっかいったという訳ではなく。

このSLはJR秋田(そう、五能線の起点は秋田なのですよ)の所有物で、鯵ヶ沢公民館の裏に展示保存されているという形式をとっていたのですが、JRが権利を放棄し、鯵ヶ沢町で廃棄を含む処分を検討していたところ、五能線活性化倶楽部という団体が、それなら、我々が引き取ります、という展開になった次第。

そうなると、これ以上の腐食を食い止めねばということなのでしょう。
前日はこんな感じでお色直しをば。

070624-2.jpg

このSLが引退したのは昭和48年の3月なのだそうですよ。
そして、そのまま、この地にきたのだそうですよ。

そう考えると、30数年ここでじわじわ朽ち果てていっていたわけですが、なんか、オレ的には子供のころからここにあるもんなので、ちょっと感慨深い。

ちなみに権利は譲渡されましたが、まだしばらくはこのままここに置かれているそうです。


おまけ:
070624-3.jpg

当日の別イベントで五能線活性化倶楽部が運行していたミニSL.。
ミニとはいえ、石炭燃やした蒸気で動く本格派。


関連記事:
銀河鉄道48640
30数年前の中村川周辺
48640

投稿者 吟 : 2007年06月24日 22:48


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