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« わさおとTシャツ | メイン | タイヤ交換しないとなぁ » 今年のハタハタ狂想曲もない予定 - 2008年11月15日え~、今朝の東奥日報にこんな記事が出てましたな。 ハタハタ捕り 防波堤進入許さん(web東奥の記事リンクこちら) このハタハタ問題に関しては、去年、RAB青森放送の@なまてれというローカル番組でも取り上げられたことがあります。その時の遊漁者のインタビューに「鰺ヶ沢はけしからん」的なものがありましたし、またぞろ、このような記事が出ますと、「また今年も鰺ヶ沢はけしからん」と思われる方がおられるやもしれませんが、それは誤解またはある種の勘違いです。 まず、基本的に立ち入り禁止区域を管轄しているのは「青森県」になるかと思います。特段鰺ヶ沢町が禁止としたわけではありません。また、鰺ヶ沢署は鰺ヶ沢町(と深浦町)を所轄している青森県警に属する組織であり、鰺ヶ沢町が摘発するぞと言っているわけではありません。 ですから、怒りの矛先はまず、そっちにお願いします、って感じですw; というのを、まず、前提条件としてお含みおきいただきたいものです。 とはいえ、遊漁者の方が事故にあわれれば、出動するのは鰺ヶ沢の消防だったりするわけです。そして、鰺ヶ沢の消防は人員配置とか結構ギリギリで運用されているという現実があるわけです。 もちろん、人命救助の観点から、それは必要なことです。ですが、もし仮に、そのようなときに鰺ヶ沢町内で消防を必要とする事態がおきたらどうなるのか、ということを考えてみるとき、町民としては、複雑な気持ちになるのもまた事実です。 また、このような話は実はハタハタだけではないわけで、例えば、鰺ヶ沢は山菜とかの恵みもある町です。そこにやはりおしよせる町外の山菜取りとい図式があります。山菜取れないからといって、畑のアスパラ抜いて帰っていった人の話とかも聞いたことがあります。まあ、これは噂話程度ですが、ありそうな話に聞こえる辺りがなんともはや。 それから、もう一つ似たような話。鰺ヶ沢の観光施設にミニ白神というのがありますが、ここの山野草の盗掘されっぷりには目を覆いたくなるものがあります。 鰺ヶ沢には豊かな自然資源があるのだから、それを生かせという声がありますが、鰺ヶ沢の自然環境を目当てに訪れる人が全て観光客とみなせるのかどうか、そこは痛切に考えなければいけない現状があるのです。 翻ってそれを昨今のハタハタ狂想曲に当てはめてみたとき、どうでしょう? 正直微妙なものがあるように思います。ハタハタを撮る事に関しては、その漁法がルールの範囲内であるならば、問題ないでしょう。 今回、摘発対象とされた場所は、そもそも当初から釣りしていいよって場所ではありません。ハタハタを獲ることが黙認状況にあったというのが、実際の状況です。その流れが昨年の事故を受けてもはや看過できなくなったということかと思います。 今まで出来たことが出来なくなることの不満は分かりますが、なぜそのような流れになっちゃったのかって事は、考えてみる必要があるのではないかしら? と思う次第です。 ちなみに、おととしの様子、こちら。 投稿者 吟 : 2008年11月15日 20:42 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: コメントコメントしてください検索 |
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