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久しぶりに作った - 2007年09月30日

○○会で、久方ぶりに CD つくってみたりした。
かててくわえて今回はカセットテープもつくってみたりした。

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手作り体制をとったのは、初代・おと in 鰺ヶ沢 CD 以来なんで、ん~何年ぶり?3-4年ぶり?
ん~ 遠い目に…

あ、そうそう。これらのモンは、「たのしい津軽のむがしっこ ふたげりめ(第二回目)」現地にて初回限定特価販売の刑です。

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いただきもの、いただきます - 2007年09月28日

秋ともなれば、バンザイ・ご近所様の季節でございます。
過去にもいろいろ、いただいております。(過去1過去2過去3

実際今年も栗とかリンゴとかいただいてますが…

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ムール貝をもらうとはおもってもみなかった…。

実のところ、もってきてくれた人は「平内のムラサキ貝だよ」って言ってたんだけど、なんか、どうもムール貝に似てるなぁと思えたので調べてみたら同じものだった(^^;) ただしくはムラサキイガイだったけど。

ほんで、青森県でもムール貝とれるのかよって一瞬テンションあがったものの、実際はなんか、もはや世界のいたるところに繁殖の場を広げてしまっていてどうしようもなくなっているらしいですよ、この貝ってば…。

ついでに言うと、もっとも貝毒に敏感というか蓄積しやすい貝なので、それ系検査の指標生物だそうです。まあ、市販されてるものは大丈夫だろーってことだけど…市販されてない貝よね、これは…きっと…。

うーむ、うかつに調べなきゃよかったか?俺?
うまかったけど、うまかったんだけど…なんか咀嚼が慎重だったw;

参考はやっぱりそこかよwikipedia

投稿者 吟 : 20:11 | コメント (0) | トラックバック

ド根性系 - 2007年09月26日

おれんちの前のド根性アサガオ。

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どんなところでも花を咲かせるその姿勢にちょっと感動した。
そして冷静になった。
これは、排水溝のフタのスキマなのだが…どうやって…??

投稿者 吟 : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

十五夜ですな - 2007年09月25日

ちょっと雲が多すぎで、30分粘って1分見えるとかって感じですな、今年のお月見@こごらへん。

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ま、あの…人間の目(と脳)にはこんなイメージで見えてるって感じの再現…。
オレっちの腕では、こんなふうに暗いところを明るいところを同時に撮るなんてことはできませぬ故。

↓今宵のBGM、2007年度版の“月”といえばこれすかね?

なんかの映画の予告編がフラッシュバックしてたりするかもしれませんが…。

それはさておき。

今年の“月”といえば、もうひとつ、目下進行中のJAXAのプロジェクト“かぐや”とかもありますな。日本の月面探査機が、目下、もっとも近い星・月にむかって進行中です。てか、まだ、地球の周りで勢いつけてる時期なのかな?

ま、そんなこんなで、今年の十五夜お月さんは、去年とはまたちょっと違って見えるお月様なのであります。

オマケ:コンピュータの音声合成による FLY ME TO THE MOON.
これは、YAMAHAのVOCALOIDテクノロジーの日本語版製品ですな…英語版で歌わせると、もっとよいのかも?

投稿者 吟 : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

ナントカ日和 - 2007年09月24日

ピクニック日和、釣り日和、なんとか日和もいろいろあるけど、ここ、中村地区では、稲刈り日和。
収穫の季節を迎えていますな。

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棒掛け が多いですかな、このあたりは。

オマケ:棒の上で稲穂を見張るトンボたち
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投稿者 吟 : 20:53 | コメント (0) | トラックバック

In other words... - 2007年09月23日

月とトンボの良く似合う季節なので、月とトンボにしてみました。

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まもなく十五夜なんで月ネタはどうかともおもったんだが、まあ…。

BGMは↓クリックでどうかしら?

投稿者 吟 : 23:21 | コメント (0) | トラックバック

空が赤い日 - 2007年09月22日

昨日の空は青かった。今日の空は赤かった。

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今日の午後の空は鉛色。薄い雲が広がってると夕方の空の焼けっぷりが見事ですわいな。

投稿者 吟 : 22:15 | コメント (2) | トラックバック

空が青い日 - 2007年09月21日

高気圧だねぇ。暑い暑い。

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低気圧だとなぜか眠いのだけど、今日はこんな天気がよいのに、なぜかだるい…。

む、くしゃみがとまらない。
むむ、鼻水がたれてきた…。

…ねます、おやすみ(^^;)

投稿者 吟 : 21:20 | コメント (0) | トラックバック

自然に学べ - 2007年09月20日

あわてない、あわてない…

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ひとやすみ、ひとやすみ…

そんなこと言って来そうな光信の館にいたトンボ。

投稿者 吟 : 23:05 | コメント (0) | トラックバック

うさんくさい話 - 2007年09月19日

有限会社 スリー・A (スリー エー? スリー エース?)という会社がやってきて、

1)柏のデンコードーの近辺に80円ショップをひらくので、その挨拶と言いつつ
2)やすっぽいつくりの「商品引換券」というものを配布して、引き換え場所におあつまりください

という展開が朝っぱらからありまして。
開店の挨拶とかいいながら、具体的にどのへんよ?ときいてもしどろもどろだったり、いつ開店なのかの日付とかいまひとつ不明だったり、まあ、一見して妙な話で。

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…この先どうなるか、とおもわれる展開は、こちらのブログに詳しいのでご参照ください。

商品券記載の社名が上記のブログ記事にある会社と類似であること、それから、別記事のコメントにある全国各地からよせられた被害情報内の、社名と住所(一部伏字だが)が見事に合致すること、の2点から、なんかうさんくさい。

なお、インターネットの場合、掲載されている情報の信憑性という問題がついてまわりますので、上記のオレ論拠がひとつのブログに集約されているという点の危うさは認めます。

ですので、あくまでも個々人の判断材料として受け止めてください…ただ…オレはためしに、この方々にカメラを向けたら逆ギレされた、という経験をしたので、むちゃくちゃあやしいだろきみら、とおもっています。いや、まあ、そうなるかなと思ってカメラむけてみたオレも悪かった。

追記:
クーリングオフ期間すぎてても、解約が認められるケースがあるそうです。
具体的には、購入までの過程で、「これを使えば○○が治る」などの断定的な言葉で信じ込まされたりした場合や、帰りたいと言ったのに帰してくれなかった場合など。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。

投稿者 吟 : 11:08 | コメント (11) | トラックバック

虫の声 - 2007年09月16日

本日は日曜日ゆえ、NHKの大河ドラマなんぞを見ておりました。
なんかやけに虫の声の効果音が多いなあとか思ってたらば、ドラマが終わっても聞こえるのな。

隣の部屋でコオロギが鳴いていたですよ…。

ま、せっかくなので、皆様もお聴きください、こちら(MP3形式)。

ところで、このコオロギの声だが、MP3ファイル化している時に、その周波数分布を見て、ちょっと、おお!っておもった。なんつか、キレイなんだよね~。

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大体、4KHzあたりをピークにそこよりも高周波なとこがコオロギの声。
無音状態の時にひろっている周波数成分は、録音機材の内部の雑音とか、周辺環境のなんかの音、いわゆる環境ノイズ。見比べると、コオロギの声は一目瞭然。
なんか、自然界の音の割には、とてもピュアな感じのする分布なので、変なところで心打たれたw;

さて、虫の声とかコオロギの声とかって、さっきから書いてますが、これはどうやら日本人的特性らしいですな。諸外国の人にはこれがノイズにしか聞こえんのだそうだ。脳内の処理する部位の関係で、虫の声に意味を見出すか見出さないか、って差が生じるらしいです。

とかっていう話を今回、裏取り調査で調べたらヒットしたページがここだった。

ま、あれだねえ。
ほんの二週間くらい前までは、昼は蝉時雨、夜は虫の合唱って感じだったんだけど、だんだん、夏の風物連合軍はなりをひそめて秋冬コレクション(?)軍団がしみじみと勢力をのばしてきてますなぁ。

投稿者 吟 : 23:19 | コメント (0) | トラックバック

記事の訂正 (蚊) - 2007年09月15日

今日、なにげに新聞の夕刊を読んでいたらば、こんな記事が…。

ヒトスジシマカという蚊の話なんですが…。

(いちおう、配信したのは共同通信のようですが、青森県ネタが関係するので、Web東奥の記事を引用します。)

元記事リンク

東南アジアなどで流行しているデング熱の原因ウイルスなどを媒介するヒトスジシマカの国内生息域が地球温暖化の影響で拡大し、現在の北限である秋田県から、今世紀末には北海道に及ぶとの予測を、国立感染症研究所のグループが15日までにまとめた。

 同グループの小林睦生・昆虫医科学部長は「患者や、ウイルスを保有した蚊を国内に入れないようにすることはできない。蚊の防除に力を入れるべきだ」と話している。

 ヒトスジシマカはやぶ蚊の一種で、年平均気温11度以上の地域に定着する可能性がある。1950年代には栃木県が国内生息域の北限だったが、気温上昇や物流の拡大を受け、宮城、山形、岩手、秋田へと北上した。

 小林部長らは、温暖化予測モデルを基に2035年と2100年の平均気温を算出し、ヒトスジシマカの生息域を予測した。すると、35年には青森県の八戸市、弘前市、青森市まで、2100年には北海道まで広がるとの結果になった。

オマケで記事の元になったと思われる国立感染研究所のレポート

んで…この蚊の名前「ヒトスジシマカ」っていうのにすごい記憶があってですね…。
たしか、この夏ブログネタにしたよなっていう。
でも、今日の記事によると、まだ青森県には入ってきてないらしいのですよ。

ということで、なんかおかしいんで再度調べてみたところ…

どうやら、ヒトスジシマカではなくてトウゴウヤブカのようですな…。

訂正しておきます m(_ _)m

投稿者 吟 : 19:49 | コメント (0) | トラックバック

鰺ヶ沢一万年の旅 - 2007年09月14日

この文様を掘り込んだ人は、今はもういません。

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この文様を掘り込んだ人は、9000年前の鰺ヶ沢に住んでいました。

もちろん、そん時ぁ、鰺ヶ沢なんて地名はまだないと思うのだがw;

と、いうことで、日本海拠点館 1階でやっている考古学出土品の展示に行ってみた。
近年の研究で、鰺ヶ沢に眠る縄文遺跡群は、規模やら古さやら考古学的価値が三内丸山級とかいう話になりつつあるよーなんですよ、知ってましたか? オレはさんじゃらっとは知ってましたが、今日、出土品見てなんかすげー納得した。

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一番手前、無紋土器と呼ばれるもので、炭素14による年代測定では、およそ9700年前のもの。


ほんでもって…

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…これらの、まるで昨日割れたかのような陶器の破片は、西浜街道と呼ばれる鰺ヶ沢と弘前を結ぶ街道の発掘調査で出土したもの。手前三角形の破片には、「味噌 大沢」と見て取れますが、このお店は今も鰺ヶ沢本町にございます。


と、いうことで、一万年前からほぼ現代まで続く出土品が、ここでは見れます。
一万年も人が同じ地域で暮らし続けているという単純な事実がなんか、すげーな…。


あと、あれです。鰺ヶ沢版「もののけ姫」の世界。
鰺ヶ沢町の鳴沢地区には、今でも湯船とか小屋敷という地名があります。湯船っていうと「ふ~っ」っていうバスタブのことかっつーとそうではなくて。加治屋さんで熱い鉄をジュッーって冷やすあれ。小屋敷ってのはちっこい屋敷ではなくもともとは金敷(カナシキ)がコヤシキに転じたもので、鍛冶屋さんがトンテンカンってやるあれ。

ほんでもって、当地に伝わる鬼神太夫という伝説とかと絡めると、昔このへんに異形の民とされた製鉄集団がいたらしきことは容易に想像できてたのだが…。
動かぬ証拠が、ここにあった。てか、動かすのが大変な証拠というべきや?

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平安時代の製鉄炉。ここには34基の製鉄炉があって、北日本最大の製鉄コンビナートだったらしいっすよ。北海道ではいまんとこ、そんな遺構は見つかってないのでここが鉄器の供給元だった可能性大なのだそうな。

平安時代といえば、このあたりはまだ津軽蝦夷の時代なので、「もののけ姫」でいうところのアシタカたちが実はタタラ場をやっていたという感じになるw;


ま、そんな感じで、これまで鰺ヶ沢の歴史研究は文献や古文書の解読が中心に進んでいたぽいけど、モノの存在感が示す歴史のリアリティってのも、やっぱ迫力あるやね。今後は情報(文献)と物体(出土品)がリンクする方向で研究が進んでいくようなので、楽しみ楽しみ。


とか、まあ、そんなかんじで、明日15日までしかやってないのだが、是非。

投稿者 吟 : 22:55 | コメント (4) | トラックバック

今年もやります、むがしっこ - 2007年09月13日

鰺ヶ沢町で昨年から始まった、津軽地方の昔話&津軽弁のあれやこれやな話を聞くイベント「たのしい津軽のむがしっこ」。
今年もふたげりめ(津軽弁で二回目の意)の開催が確定したのでご案内。

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今年の内容はこんな感じで…。

『たのしい津軽のむがしっこ ふたげりめ(第二回目)』詳細

日時:
平成19年10月7日(日曜日) 午後12時30分開場、午後1時開演

会場:
日本海拠点館あじがさわ 3階 ホール
入場無料(入場整理券を日本海拠点館と鰺ヶ沢町各地区公民館で事前配布)

出演:
大溝ゆり子(一本歯の足駄)
佐藤ツリ(三匹の狐、マタギの十兵衛)
八木橋哲夫(龍神様のお礼)
後藤由紀子(餅コが牛になった話コ)
相馬美保子(信心深ぇアネコ)
川村勝(どんずさ目薬)
渋谷伯龍(講演:えふり あるふり おべだふり 楽しいふる里ことば) 
 ※( )内は演目名

ちなみに、昨年の模様は ラヂオまるまるこちらで聞くことができますんで…。

ただ、今回は残念なことに、三味線と司会担当だった石村菜津美さんが諸般の事情で欠席なのですよ…。でもまぁこのイベントは続いて行く気がするのでいつかまた!という感じでお願いします。

当日会場でばしゃばしゃ写真撮ってる怪しい男がいたら、それはオレ(^^;)

投稿者 吟 : 21:52 | コメント (0) | トラックバック

がんばった感じの - 2007年09月12日

この夏、かな~りがんばって生きた感じのするオニヤンマ…。

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今年はオニヤンマの写真があまり撮れてはおらず。見かけはするんだけどな…。
そんなこんなで、このシーズン。なんか、羽はぼろぼろ、尾っぽには泥。
産卵終えたメスなのかな…。

…おつかれさん、と思わず。

投稿者 吟 : 23:25 | コメント (2) | トラックバック

定例議会 - 2007年09月11日

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今日は、魔が差して(?)、鰺ヶ沢町の定例議会を傍聴してみた。一般質問ってやつ?
ちょっと用事が発生したので午前中しか見れなかったけど。

個別の質疑がどうこうっていうのは、議会広報にゆずるとして全体の空気感を振り返ってみるとですな…


ぶっちゃけ、なんか町政懇話会とあんまり変わらん気がする(^^;)
いや、むしろ系統立てた事前説明の時間がある分、懇話会のほうが分かりやすい気がするなぁ。


あと、何の為に聞いてるんだろうか? その質問から何が生まれるのだろうか? それともただ聞いてるだけなのか? とか、そういうシーンも幾つかあったかな。それは明らかに言葉尻だけを捉えて聞いてるような質問とかあってですね…ん~、いいじゃんそんなことはどうでもさ、とか思ったとこもあった、素直なところ。


質疑応答がかみ合ってない感じもところどころ。質問者の聞き方が大雑把過ぎて的を射ない感じのときにそういう状況がおこるようだねえ…。


反面、なるほどと思わせるところももあったり。
たとえば、なんで、7月にやるとか言っていたRI関係の説明がその後ご無沙汰状態になってる件とか分かったし。
(ちなみに、国会の関連法案の提出に絡む見定めというか様子見的様相ぽい)


全体に質問は多いんだけど、提案らしきものの存在感が薄い気がしたかな…。
それとも、一般質問ってコトだから、そういうもんなのかも?
なんか、すごい共感もてることを言っている人とかもいるんだけど、提案というよりは独り言のようなんだよね…なので、質問は聞くだけ聞いて、提案らしきものは言いっ放しで、それからどうするの?みたいな印象が否めないかなぁ…。


ん~議会制民主主義ってなんだろうね? むずかしいねえw;

なんかネガティブな感じの文章になっちゃったねえ…。

投稿者 吟 : 22:17 | コメント (0) | トラックバック

アサガオに… - 2007年09月10日

朝顔に 釣瓶とられて 貰い水 

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    …蛇口とられて ブログネタ

ちなみに冒頭の句は、あまりにも有名ですわいな、作者は加賀千代女(かがのちよじょ)。

でも、この句をずっと勘違いして解釈してた。 貰い水 は、ご近所に水を貰いに行く話しなんだねぇ。おれはてっきり、アサガオに「ちょっとすんませんね」って意味なのかと。

でも考えてみたら、つるべカラカラしたら、アサガオが、ぶちぶちぶちっってなっちゃうよなぁ。
いや、意外に、強そうだから、つるべうごかないかもなぁ。

我が家の場合、蛇口とられたくらいだと、なんとか共生できてます。

投稿者 吟 : 23:44 | コメント (2) | トラックバック

丹後日和 - 2007年09月08日

丹後日和(たんごびより)という言葉が津軽にはありました。
今もあるかもしれませんが、おそらく絶滅危惧種的言葉じゃないのかな。どうかな?

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昨日今日は、そんな言葉を思い出す日和だったものでして、本日かような記事を書く次第にて候。

丹後日和というのは、簡単に言うと「丹後の国の人間が津軽に来ると天気が荒れる、出て行くことで晴れる」という謎の気象現象(?)です。当地鰺ヶ沢的には、かつて津軽藩の御用港だった関係で、「丹後の船」も含みます。

にわかに天気が荒れだすと、すわ丹後の船か人間がどこかにいるにちがいないと、船という船、乗組員という乗組員をつぶさに調べ、該当するものあらば、お願いして出て行ってもらうという因習が明治初期まで実際にあったのでした。

なんでかっていうとですね…岩木山が怒って嵐を呼んでいると考えられたからです。
岩木山は津軽では信仰の対象であり、その祭神は女性なんです。
なので、女人禁制の山だったわけです、1872(明治5)年までは。

で、この祭られている女性っていうのが、森鴎外の小説「山椒大夫」で良く知られる「安寿と厨子王」伝説の安寿姫なのですな。安寿姫の山椒大夫への恨みすさまじく、山椒大夫が丹後国の人であったために、丹後の人や船が憎し、よって岩木山が怒って天気が荒れるという按配で。

んなわきゃないじゃん、っていうのは現代の感覚、藩政時代にはかなりシリアスに受け止められてて豊後の国の人が用事で津軽に来る時は、出所を偽ってきたものだ、とか、あまりに荒れた天候が続くので、こりゃ丹後日和にちがいないと、藩を総出で丹後人を捜索したとか、あたしゃほんとに丹後出身ではありませんと港で乗組員に証文書かせたとか枚挙に暇がありません。

台風一過の晴れた土曜日、そんなことに思いを馳せつつ。

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台風通過中の海辺 - 2007年09月07日

意外に静かな、台風通過中の海辺…

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この時間帯は、台風が津軽半島直上会戦中だったんですけどね。
やけに静かで、光の感じもなんか怪しい夕暮れ時だったなぁ。
誰が突き立てたのか、謎な流木が一本。

…だけど、夜半になって風が出始めてますな、吹き戻しってやつすかね?

む、吹き戻しっていうのは、この玩具の名称だったのか。
吹き返し、ですね森田さん。

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2007年-壁紙秋コレクション - 2007年09月06日

鰺ヶ沢的壁紙シリーズ2007年秋の部。

すべて鰺ヶ沢町のどこかの風景です。
1行目左->1行目右->2行目左…の順にいちおうご説明。

1) ねこじゃらし-大高山
2) 紅葉-白神山地外縁部
3) ススキ-大高山
4) 夕暮れ・電柱・赤とんぼ-小夜
5) 月・雲
6) 枯葉絨毯-舞戸・正八幡宮裏
7) 秋の空-鰺ヶ沢漁港上空
8) 遊具と葉っぱ-西海小学校校庭


















ご使用に際して
これらはコンピュータのデスクトップ壁紙としてのみ利用されることを条件に、誰でも自由に入手して利用することができます。壁紙以外の利用や再配布はしちゃだめです。

以下に、WINDOWS環境での使用方法を記します。
それ以外の環境では、各自でご対応をお願いします。

壁紙に設定する
1)写真をクリックします。
2)拡大表示された写真を右クリックし、「背景に設定(G)」(インターネットエクスプローラーの場合)、「壁紙として設定(S)」(FireFoxの場合)などを選択します。

元に戻す
1)デスクトップを右クリックし、「プロパティ」を選択し、画面のプロパティを表示します。
2)「デスクトップ」タブをクリックし、「なし」またはほかの「背景」を選択します。

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笑ゥばった - 2007年09月05日

なんか、顔が笑ってるように見えるバッタがいた。

↓クリックで拡大。

笑ってるようにみえませんか? 見えませんか?

今日のオマケ:食事中のバッタ
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どっちも同じバッタの種類…たぶんコバネイナゴ?だと思うんだけど、個体としてはぜんぜん違う人。

む、佃煮にしたら食えるらしいぞ、君ら…。

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五所川原の件で鰺ヶ沢を考えてしまった話 - 2007年09月04日

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行政改革推進委員会シリーズ。
例によって、文字ばっかです。

本日付けの地元紙では、近隣である五所川原市が、事業8割の休廃止を検討しているという報道が流れました。今回は、この件を軸にして、あれやこれやと考えて見たいと思います。

前提としての情報を確認・共有する意味で、平成19年9月4日付けの東奥日報の記事にリンクを張ると同時に、元記事消滅によるリンク切れを回避する意味で、記事を引用しておきます。

オリジナル記事

2007年9月4日(火) 東奥日報 ニュース

■ 事業8割 休廃止検討/五所川原市

 二〇一一年度までの財政健全化計画に取り組んでいる五所川原市は三日、市議会対象の報告会で、一般会計の事務事業全八百三十二件の約八割にあたる六百六十二件を対象に、事業の休廃止を検討する方針を明らかにした。〇七年度当初予算の財源額でみると約二十億円となり、国・県支出金などを除いた一般財源約百八十八億円の約11%を占める。市は、十月に住民意識調査を実施した上で、十一月をめどに、〇七年度限りで休廃止する事業を決めるという。

 経費削減に向けて、市行政改革推進本部(本部長・山田晴雄副市長)は五月以降、一般会計の全事務事業について、必要性(住民の生命・身体・財産への直接的影響、他の方法で同様の効果が得られるか)、法令の義務付けの有無-を基準に四分類した。

 その結果、必要性が高く法令の義務もある「分類I」は五十四件、義務はないが必要性が高い「分類II」は三十八件、必要性は低いが義務がある「分類 III」は七十八件、必要性が低く法令の義務もない「分類IV」は六百六十二件だった。市は、「分類IV」を休廃止の検討対象とした。

 しかし、「分類IV」には、独自の政策や市の事務執行に必要な経費も多く含まれているため「現実的には休廃止が困難なものが相当数ある」(市)という。報告会で市が示した〇八年度当初予算編成に向けた削減目標額は九千万円程度だった。個別の事業名は公表しなかった。

最終結論ではないとはいえ、かなり割り切った考え方を示したなぁ、というのが、この記事を読んでの素直な第一印象です。また、状況がまったく同じということではありませんが、鰺ヶ沢町においても極めて似通った手法の採用が進行中ですので、興味深いところもあります。

さて、以降では、思いつくままにつらつらと書きますが、誤解や認識不足はあろうかとおもいますので、その際はコメントなどで突っ込みいれていただければ幸いです。

分類の手法について
おそらくこれは、「事業仕分け」というやり方じゃないのかなぁと思うのですが。これは、自治体や公共団体の事業を評価するやり方で、業務の見直しやそぎ落としに効果的な気がします。気がします、なのは、実体験となるのがまだちょっと先の話なので、現段階では予測です。鰺ヶ沢でもやる予定です。

ただし、目下の個人的な意見としては、この作業から導き出されたものは機械的な分類でしかなく…オレ的には、これを「引き算的発想」と言うのですが…。家計で例えるならば、あれもこれも切り詰めよう、生きる為の最低限の出費以外は押さえようという発想に近いんじゃないかと。でも、ふつうの感覚では、こういう家計の危機の場合は「バイトしよう」とか「転職しよう」っていう「足し算的発想」のほうがアリですよね。

引き算的な発想しかない状態は、いわばひとつの極論なわけで、それをババーンと出してきた五所川原のやり方が、素直に驚きなわけです。まずは最低ラインからスタートして、これに色々つけたし(骨抜き?)されていくことを織り込み済みなのかなぁ…っていうのは、うがちすぎな見方かもしれないですけど(^^;)

何を目指しているのか?
行政改革、あるいは行財政改革は、そもそも何の為に必要なのか、って話なんですが。財政再建とか、プライマリーバランスの見直しとか、行政サービスの整理とか組織改変とかって話ではないはずなんですよね。これらも途中経過とか手段でしかなくって目指すところは、地域社会の建て直しってことではないかと。極端な話、住民生活やコミュニティが破綻してたとしたらば、公共団体がどんなに健全化しようともスリムになろうとも合理化できていようとも、そんなの関係ねぇ、そんなの関係ねぇ、な世界なわけですよ。

財政再建!財政再建!って血眼になってるうちに、根っこを見失ってしまうようなことだけはいかんと。

↑これは、今回の五所川原のことを言っているわけではないんですが、仕分けをババーンとだしてきたところが、「なによりも財政再建」みたいなんで、ちょっと心配ではあります…老婆心みたいなもんですが(^^;)

何を目指しての行革なのかってのは、鰺ヶ沢町行政改革推進委員会でも問題提起されているものの、まだ結論には至っていません。というか、結論まずありきのスタンスに陥ることは避けようよって展開になっています。いろんな視点があると思うんです。行政マンとしての視点、議会としての視点、住民としての視点。役場職員だって議員だって首長だって結局は町民なわけで、これらの立場が交錯した、うすぼんやりした濃度の色分けの中に複数の目標が埋まってて、落しどころを探していく感じになっていくのかなぁ…。

ところで、五所川原の「行政改革推進本部」っていうのは、役場内のプロジェクトチームなのかな、それとも鰺ヶ沢の行政改革推進委員会みたく、住民主体の組織なのかな…ちょっと調べてみたけれどそれはよくわかりませなんだ。まあ、前者ってことはないかぁ…その場合は自己(内部)評価してることにしかならないもんなぁ。

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クビナガな日 - 2007年09月04日

そんじょそこらの鳥シリーズ。

ちょいと用事で種里方面いったらば。

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アオサギさんらの群れがいた、赤石川に。単体で飛んでるのは他のとこでもみたことあるけど、ここに来るとグループで見れるのだねえ、たまたまなのかそういう場所なのか時期なのかそのへんはわかりませんが。
木にとまる鷺っていうのも、ちょっとなんかいいな。

ついでにカワウもいた。

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なんか首ながい鳥の日か、今日は。

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AJI ROCK onto radio00.com - 2007年09月02日

先日の記事にも書きました AJI ROCK FESTIVAL '07 ですが、The Because と DEAD STOCK の2バンドのライブ音源をradio00.comで公開いたしました。

こちら

公開を快諾いただいた関係諸氏にはこの場を借りて謝意を表します m(_ _)m

投稿者 吟 : 23:39 | コメント (0) | トラックバック

スパムTB - 2007年09月01日

spam.jpgスパム ってキーワードはいると、それに反応してスパムがやってきそうでイヤなんだけど、でも今日はやむなくそんな話をしてみるw;

スパムトラックバックはすげーきてんだろうなーとは思ってはいたものの、実際どんくらいきてんだろうねってのはこれまで不明でありました。

っていうのは、これまでのこのブログの設定では、

1)一定時間内に同一の連続 TB があった場合は無視する
2)スパムと判定された TB が1日に50件超えたら、それ以上のTBはスパムであろうとなかろうと無視する

というものだったような気がする(曖昧w;

特に、上記2)の理由から、まっとうな TB であっても弾かれたという人はおそらく居ることでありましょう…たまってるスパム TB を手動でクリアしていたので、その直後くらいでないと、そもそもスパムか否かの判定枠にすらはいることができなかったので。

ただ、これも、けっきょくスパム判定という処理は発生しているわけで、その負荷がちょっとひどいんじゃないかと思える状況になってきた次第で…

ここは、ひとつ、思い切って「英文オンリーはもう問答無用ではじきます」なプラグインを入れてみた次第です。

こちらですが > mt-ban-nonja-tbping.pl

その結果、弾いた英文オンリーなTBの数がログに記録されるようになったのだけれども、我が目を疑った。

大体21時間でおよそ1,900件だってさ… (^^;)

過去の例からいくと、おそらくほぼ全部スパムと判断できると思うんだけど、こんなに多いとは思いませなんだ…すごいな。


全然関係ないけど…いや、ちょっと関係あるような気もしてきたけど、元祖スパムの会社のホームページがなんかいい味だしているぞw

投稿者 吟 : 22:26 | コメント (3) | トラックバック


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